異端者の拠り所

100人に1人が共感できればいい。そんな記事や日記、雑記などを書いていく

マルチ商法に引っかかりそうになった話 前編

少し昔話をしたいと思う。

3、4年前の事なんだがいきなり連絡してない友人からLINEがきた。

知り合いがワインバーをやっているから行かないか?と言う内容だった。

久しぶりに会うかーと思って行ったのが事の始まりだった。

駅で待ち合わせてから目的地のワインバーへ。

確かに洒落ている店だった。

4人掛けのテーブル席へ案内され友人と私。

知り合った子がいるからと後から2人来るらしい。

こりゃ合コンってやつかー?とテンション上がっていたのだがここから先は下がる一方だった。

遅れてきた二人が席に座って他の知り合いみたいな人らも来て、謎のアーティストみたいな人がくる。

「今日はラッキーだったなぁあの人の演奏感動やねん」

と友人は言う。

へぇそうなんやと適当に促して演奏を聴く。

演奏が終わってからは謎の女性に話しかけられる。

「今の演奏感動やったなー 盛り上がってる?」

馴れ馴れしい態度が気に入らなかった。

今の仕事に不満がないかとか?老後のこととか年金がどうたらと正直酒の席でする話じゃない話がとんでくる。

そして不労所得って知っている?ってワードが出てきた。

こりゃ怪しいぞ?と思ったら案の定怪しかった。

Aから始まる有名なマルチ商法だった。

友人の手前もあって話だけを聞くことにした。

なんかパーティやらイベントがあるという事は伝わった。

後優秀者には世界旅行をプレゼントとかなんかいい企業ですよーってアピールだった。

適当に話を聞いているフリをした。

次詳しい話するからまた連絡するわとの事。

ここで断れば良かったのだが、せめて話を聞いてからにしようと思った。

その話は後編で書きます。

疎遠の友人がいきなり連絡した時に“知り合いがやっているワインバー”って単語が出たら注意をした方がいい。

後、社会人にもなってファミレスでドリンクバーだけ頼んで話をしだしたら要注意だ。